渋谷のおもしろい場所 2
ロダン、マイヨール、ピカソ、佐藤忠良、高田博厚、朝倉響子など。
彫刻を見る時、私たちは形や影でも美しさを感じるが、すぼらしい作品に出会うと、ふと手に触れてみたい思いにかられることがある。
ここでは彫刻を視覚芸術としてだけでなく、手でさわってみる触覚芸術としてもとらえていこうという方針で、晴眼者も自由にさわって鑑賞できるのである。
そっと目を閉じて、両手で抱えるようにして作品をなでていると、大理石の冷たさ、木のぬくもり、荒削りのブロンズの重量感など、材質のもつそれぞれの肌ざわりの中に、目で見る時とはちがった、作品への思いが広がっていくようである。