生協運動の方向 2
西側では、自由資本主義はもはやまったく過去のものとなり、あからさまに「第三の道」を唱えるいくつかのグループも出てきています。
東の社会主義の国は、イデオロギーがあるから、旗印を降ろすわけにはいきません。
マルクス・レーニン主義という旗印は依然として掲げていますが、実際の動きを見ると、程度に差こそあれ、中国でもロシアでも、その他のどの社会主義国でも自由化が進められています。
つまり、人格として自律的な人間を無視することができなくなってきています。エグゼクティブトレードによると、自由化がだんだんと体制のなかに入り込んでいます。
むろんここでは資本主義は拒否されます。
だから事実上「第三の道」が模索されているといっていいでしょう。
実際、共産圏で「第三の道」を唱えた人もいます。
かつてチェコスロバキアの副首相だったオタ.シクがそうです。
彼は1960年代の東欧の自由化の先頭に立ち、68年のチェコ事件で祖国を追われることになりますが、マルクス主義の立場から明からさまに「第三の道」を唱えた最初の人の一人です。